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生命保険は本当に必要?必要保障額から考える判断方法

情報更新日: 2026-08-07(税制・保険料率等は変更される場合があります)

生命保険の必要性を、遺族の生活費、公的保障、勤務先制度、預貯金から考える方法を解説します。

生命保険が必要かどうかは、年齢や結婚の有無だけでは決まりません。本人が亡くなった後に経済的に困る人がいるか、必要資金を公的保障や預貯金でどこまで賄えるかが判断の中心です。独身でも親族を扶養していれば保障が必要な場合があり、子どもがいても十分な資産があれば必要額は小さくなります。

最初に、遺族の生活費、住居費、教育費、葬儀など将来必要な支出を見積もります。そこから遺族年金、配偶者の収入、死亡退職金、預貯金などを差し引いた不足分が、民間保険で補う候補です。遺族年金は加入制度、保険料納付要件、家族構成などで変わるため、一般的なモデル額を本人の受取額と思わないようにします。

一例として、必要支出を3,000万円、公的給付・遺族収入・預貯金の合計を2,200万円と仮定すれば、不足は800万円です。これは計算手順を示す仮例で、必要額や受取額を保証するものではありません。実際には支出時期、物価、住宅ローンの団体信用生命保険、勤務先制度も確認します。

保障期間も重要です。子どもの独立まで大きな保障が必要なら定期保険、終身の葬儀費用などを備えたいなら終身保険が候補になります。ただし、終身保険は保険料が比較的高く、途中解約では返戻金が払込額を下回ることがあります。貯蓄と保障を分けた場合とも比較します。

保険金額が大きいほど安心とは限りません。保険料が生活防衛資金や日々の家計を圧迫すれば、別のリスクが生まれます。受取人、請求方法、免責事項、更新時の保険料も確認し、家族へ契約の所在を共有します。

必要性は結婚、出産、住宅購入、独立、子どもの就職、離婚、退職などで変わります。「全員必要」「独身なら不要」と断定せず、不足額を定期的に計算することが基本です。

最後に残すべきなのは、「生命保険に入るか」ではなく「死亡後の不足額はいくらか」という計算です。遺族年金、団体信用生命保険、死亡退職金、預貯金を更新し、子どもの独立などで不足額が縮んだら死亡保険金も見直します。終身保険を解約する場合は、その時点の解約返戻金と失う終身保障を確認し、新契約が成立する前に旧契約を止めないようにします。受取人が現在の家族関係と一致しているか、保険証券の所在を遺族が把握しているかまで確認できれば、保障を請求できない事態も避けやすくなります。 減額後に元の保険金額へ戻せない契約もあります。遺族の住居費と教育費が続く年数を確認し、変更後も不足がないことを確かめてから手続してください。

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