あなたのお金の現在地が、数字でわかる
TOPコラム自動車保険の等級の仕組み|事故で保険料が変わる理由

自動車保険の等級の仕組み|事故で保険料が変わる理由

情報更新日: 2026-08-07(税制・保険料率等は変更される場合があります)

ノンフリート等級、事故有係数適用期間、等級が下がる事故と保険使用判断の注意点を解説します。

自動車保険のノンフリート等級別料率制度は、主に個人など所有・使用する車が9台以下の契約で、事故歴に応じ保険料の割増引率を変える仕組みです。一般に1~20等級があり、新規契約は条件に応じた等級から始まります。数字が大きいほど割引が大きくなる傾向がありますが、実際の保険料は年齢、車種、使用目的、補償内容などでも変わります。

無事故で一年経過すると原則一等級上がります。保険を使う事故には、翌年三等級下がる事故、一等級下がる事故、等級に影響しないノーカウント事故があります。どの扱いになるかは事故原因と使った補償で決まり、「保険金を請求したら全て三等級下がる」わけではありません。

同じ等級でも、事故有係数が適用される契約は無事故係数より割引率が低くなります。三等級ダウン事故では通常、事故一件につき事故有係数適用期間が三年加算されます。期間には上限があり、事故の重なり方で扱いも変わるため、更新案内を確認します。

一例として修理費20万円の事故で車両保険を使うか考える場合、受取額だけでなく免責金額、翌年以降の保険料増加見込を保険会社に試算してもらいます。保険を使わない方が必ず得とは限らず、等級や契約条件によって変わります。この例は判断手順であり、負担額を保証しません。

他社へ乗り換えても、通常は等級や事故有係数適用期間が情報交換制度を通じて引き継がれます。契約を中断する場合は、中断証明書で等級を将来引き継げる場合がありますが、発行・利用条件と期限があります。家族間の等級引継ぎにも範囲条件があります。

事故後は、目先の保険金だけで請求判断をせず、対人・対物の賠償リスクを優先します。小さな車両損害では保険料試算を取り、大きな賠償事故では速やかに保険会社へ連絡します。等級制度は安全運転の評価要素の一つで、保険料全体を決める唯一の基準ではありません。

自動車保険を使うか迷ったら、修理代と今回の免責額だけで決めず、翌年以降の等級と事故有係数適用期間を保険会社に試算してもらいます。三等級ダウン、一等級ダウン、ノーカウントのどれに当たるかは事故と使用補償で異なります。他社へ移っても等級情報は通常引き継がれるため、乗換えで事故歴が消えるとは考えられません。車両損害が小さくても対人・対物賠償は別問題なので、事故時は請求判断の前に連絡し、更新案内で無事故係数と事故有係数を見比べましょう。

貯蓄の順位を判定する

📖 関連コラム

← コラム一覧へ