税金、保険、車検、燃料、駐車場、整備、車両代を分け、車の年間維持費を自分で計算する方法を解説します。
車の維持費はガソリン代だけではありません。毎年または定期的に発生する自動車税種別割・軽自動車税種別割、自動車重量税、自賠責保険、任意保険、車検の検査・整備、駐車場、燃料、オイルやタイヤ、洗車、高速道路に加え、購入費やローン利息、将来の売却額もあります。月々の負担を知るには、支払時期が違う費用を年額へそろえます。
固定費と走行距離で変わる費用を分けると判断しやすくなります。税、保険、駐車場、車検の年換算額は、ほとんど乗らなくても発生します。燃料、高速、消耗品の一部は走行距離で増えます。車検費用は法定費用と点検整備費を分け、整備費が車齢や状態で変わることを見込んで予備費を置きます。車検は期間中の安全を保証するものではなく、日常の点検整備も必要です。
一例として、燃料120,000円、税40,000円、車検・自賠責の年換算50,000円、任意保険80,000円、駐車場120,000円、整備30,000円なら年間440,000円、月平均は約36,667円です。さらに150万円で購入した車を10年使用し、売却額をゼロと仮定すれば、車両代の年換算150,000円を加え年間590,000円、月平均約49,167円です。これは費目整理の仮例で、平均額や将来の売却額を保証しません。
任意保険は年齢、等級、用途、走行距離、補償内容で変わります。税と重量税は排気量、重量、初度登録、環境性能などで異なります。燃料代は実燃費と走行距離から計算し、駐車場が無料でも住宅費に含まれていないか確認します。ローン返済額だけを見ると、完済後も続く固定費を見落とします。
月平均へ直すだけでなく、実際に支払う月も一覧にします。税、保険更新、車検、タイヤ交換が同じ時期に重なると、年平均では払えても口座残高が不足することがあります。年間見込み額を12で割って毎月別口座へ積み立てる方法なら、まとまった支出に備えやすくなります。事故時の自己負担額や代車費用など、保険で全て埋まらない費用も確認しておきましょう。
車の維持費で締めに確認すべき固有項目は、車両購入費の年換算と、車検時だけに現れる整備費です。税・保険・駐車場だけでなく、タイヤ交換や故障の予備費も年額へ入れてください。自賠責は加入義務がありますが、任意保険の代わりではありません。自分の車検証、保険証券、直近12か月の明細を使い、一般的な平均ではなく自分の総額を作ることが重要です。