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学資保険とは?教育資金を準備する仕組みと注意点

情報更新日: 2026-08-07(税制・保険料率等は変更される場合があります)

学資保険の満期金、払込免除、返戻率、途中解約のリスクを預貯金などと比較して解説します。

学資保険は、子どもの進学時期などに合わせて祝い金や満期保険金を受け取る生命保険です。契約者である親などに万一のことがあった場合、以後の保険料払込みが免除され、所定の給付を維持する保障が付く商品があります。教育資金の積立と保障を一つにした仕組みですが、商品ごとに内容は異なります。

確認したいのは、受取時期と必要時期が合うかです。大学入学前に支払う費用へ使いたいのに、満期が入学後では間に合いません。祝い金を途中で受け取る型、満期にまとめる型、育英年金が付く型などがあり、受取総額だけでなく各年の金額を確認します。

一例として年間保険料24万円を15年間払う契約なら、単純な払込総額は360万円です。設計書の受取総額がいくらか、各時点の解約返戻金はいくらかを比較します。これは計算方法の例で、360万円以上の受取りや返戻率を保証するものではありません。特約保険料を含む場合、返戻率だけでは保障価値を比較できません。

途中解約では、解約返戻金が払込保険料を下回る場合があります。家計が苦しくなっても柔軟に引き出しにくいため、生活防衛資金を別に確保します。契約者や被保険者の年齢、払込期間、受取方法で保険料が変わり、健康状態による条件もあります。

預貯金は元本の安定と引出しやすさ、投資は価格変動を伴う一方で長期成長の可能性、学資保険は保障を伴う規律的な積立という違いがあります。一つに全額を集中させず、必要時期の確実性に応じて組み合わせる方法もあります。インフレで教育費が上がれば、契約時に決めた満期金の実質価値が低下する可能性も考えます。

返戻率の高さだけで決めず、保険料払込免除の条件、免責、受取時の税務、契約者と受取人、保険会社の説明書類を確認します。子どもの進路は変わり得るため、資金の拘束と保障の必要性が家庭に合うかを検討しましょう。

学資保険では、返戻率より先に、祝い金・満期金が入学金の支払期限より前に受け取れるかを確かめます。契約者死亡時の保険料払込免除がどの原因まで対象か、途中解約時の返戻金が各年いくらかも設計書で確認してください。進路変更や家計悪化で資金が必要になっても自由に引き出せない点は、教育用預金との大きな違いです。満期金だけで教育費全体を賄う前提にせず、入学前納付金、教材、自宅外生活費を別表にし、保険の受取時期と不足が生じないかを毎年点検しましょう。 受取人や契約者の変更で税務上の扱いが変わる場合があります。誰が保険料を負担し、誰が満期金を受け取るかを一致させて記録しましょう。

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