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50代の老後資金総点検|退職前に確認する10年計画

情報更新日: 2026-08-07(税制・保険料率等は変更される場合があります)

年金、退職金、住宅、働き方、保険、資産配分を50代で点検し、退職後の不足を見える化する方法を解説します。

50代の老後資金点検では、漠然とした目標額より「何歳から、毎年いくら不足するか」を確認します。資産残高だけでなく、年金、退職金、企業年金、住宅ローン、保険、働く期間を一つの表にまとめます。退職直前に大きなリスクを取って不足を埋めようとせず、使う時期ごとに資金を分けることが重要です。

最初に、ねんきん定期便やねんきんネットで加入記録と見込額を確認します。配偶者の分も別に確認し、受給開始時期を変えた場合の影響を調べます。勤務先には退職金の計算方法、企業年金、再雇用の条件を確認します。退職金は会社規程や勤続年数で変わるため、広告の平均額を自分の予定額にしません。

支出は、基本生活費、住宅、医療・介護、車、旅行、家の修繕、税・社会保険に分けます。退職後に通勤費や教育費が減っても、健康保険料、住民税、住まいの修繕が発生します。住宅ローンが残る場合は完済年齢と金利を確認し、退職金で一括返済した後の現金が少なすぎないかを試算します。

一例として、退職後の年間支出300万円、年金などの年間収入240万円なら、単純な年間不足は60万円です。65歳から90歳まで25年間続くと仮定すれば1,500万円ですが、物価、運用、医療費、税、寿命を一定とした単純計算です。必要額を保証する例ではありません。年ごとの大型支出と物価変動を別に加えて幅を持たせます。

資産は、数年以内に使う生活費を預金などへ置き、中長期資金の運用は値動きと取り崩し順序を決めます。退職直前の一括投資、理解できない高利回り商品、手数料が不明な契約を避けます。生命保険は扶養家族の独立後の必要保障を見直し、医療・介護は公的制度と自己負担可能額から考えます。相続や認知機能低下への備えも家族と共有します。

退職後も収入を得る予定なら、働ける年齢を一つに固定せず、早期退職・予定通り・延長の三案を作ります。再雇用では賃金だけでなく勤務日数、社会保険、交通費、企業年金との関係を確認します。配偶者と年齢差がある世帯は、年金受給開始と扶養条件がずれる期間を別に試算し、片方が亡くなった後の収入と支出も確認します。

50代の記事で最後に確認する固有点は、退職金の受取時期と、退職翌年の住民税・健康保険料です。退職金を住宅ローン返済や投資へ全額振り向ける前に、当面の税・保険料と生活費を現金で確保してください。年金記録、再雇用賃金、住宅修繕、介護予備費を毎年更新し、60歳、65歳、受給開始年齢ごとの資金残高を比較しましょう。

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